全てのカラムで水の比率が高い(>95%)移動相を使用できるわけではないため、この問合せをしたことがあるかもしれません。あるいは、最近水の割合が高い移動相に手を焼いた経験があってこのタイトルに目を引かれたのかもしれません。
C18やC8のような長いアルキル鎖をもつ固定相では、”dewetting(ディウェッティング)”という現象が起こり得ます。固定相のディウェッティングは、突然劇的に保持が弱くなったり、ピーク形状を悪くしたりします。ディウェッティングについての詳細は、下記の資料をご参照ください。
RestekのAqueous C18の固定相は一般的なC18 固定相とは全く異なります。これには、Ultra Aqueous C18とPinnacle DB Aqueous C18の固定相も含まれます。また、水100%で使用できる他の固定相もあります。参考文献をお読みになると、ポアサイズと結合密度が影響することにお気づきかもしれません。100%水移動相条件に耐えられるRestek LCカラムのリストを下記に示します。
上記の固定相は耐水性を有しますが、水が95%を超えるような移動相条件でのデータ(クロマトグラムもしくはアプリケーションノート)がない場合もあります。これは単にそのようなアプリケーションを実施していないためで、通常その固定相での一般的なアプリケーションでは、水の比率が高い移動相を使用する必要があまりないことが理由です。ご使用のカラムがアプリケーションに適しているかどうかについてのご質問はテクニカルサポートまでお問い合わせください。
このブログがお役に立てれば幸いです。
The original blog was published on Jan 17,2018 by Nancy Schwartz in English.

