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リファレンススタンダード(標準溶液)の保管方法

24 Mar 2020

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分析対象成分の濃度が変わってしまうと、分析は混乱をきたし、ラボのワークフローが妨げられ、時間と費用が無駄に使われる可能性があります。リファレンススタンダード(標準溶液)を適切に保管すると、分析対象成分の最適な安定性が確保され、分析業務に集中できます。

リファレンススタンダードの保管方法

このRestek Tipでは、様々な温度範囲でのリファレンススタンダードの安全な保管方法と、特定の標準液に関する詳細な保管情報を紹介します。

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標準溶液を適切に保管することは、分析対象成分の最適な安定性を確保するうえで欠かせません。今回のRestek Tipでは、標準溶液の保管方法について説明します。適切な保管が重要である理由と、適切な保管方法を解説します。

まず基本事項から確認しましょう。標準溶液の分析証明書に記載された指示に必ず従ってください。必要な情報は、アンプルの輸送容器ラベルやアンプル本体のラベルにも記載されています。この情報には、保管条件や超音波処理といった特定の事項も含まれています。

分析証明書に特別な指示がない限り、指定温度よりも低い温度で保管しても問題ありません。ただしその場合は、開封前にアンプルを室温まで戻し、分析対象成分がヘッドスペースに残らないよう、アンプルを数回転倒混和してから開封してください。溶け残りが見られる場合は、超音波処理が必要になることがあります。

では、より高い温度での保管はどうでしょうか?一般的に、7日未満の短期間であれば、指定温度より高い保管温度にさらされても、標準溶液の長期安定性に影響することは通常ありません。

ただし、一度開封された場合、取り扱いや保管状況が標準溶液の品質を左右します。開封後の品質は保証できませんのでご注意ください。

ご不明な点がございましたら、restek.comまでお問い合わせいただくか、下記にコメントをお寄せください。ぜひ「いいね」やチャンネル登録もよろしくお願いいたします。今回のRestek Tipをご覧いただき、ありがとうございました。

保管温度で変わる注意点

リファレンススタンダードの安定性は、保管温度と開封時の扱い方に大きく左右されます。まずは分析証明書の指示を確認したうえで、以下の2つのケースを押さえておくと安心です。

指定温度より低い温度で保管する場合

分析証明書に特別な指示がない限り、指定温度よりも低い温度で保管しても問題ありません。ただし、開封前にアンプルを室温まで戻し、分析対象成分がヘッドスペースに残らないよう、アンプルを数回転倒混和してから開封してください。溶け残りが見られる場合は、超音波処理が必要になることがあります。

指定温度より高い温度に一時的にさらされた場合

7日未満の短期間であれば、指定温度より高い保管温度にさらされても、標準溶液の長期安定性に影響することは通常ありません。ただし、これはあくまで未開封の状態が前提です。

開封後の品質管理

一度開封された標準溶液は、その後の取り扱いや保管状況によって品質が左右されます。開封後の品質は保証できないため、開封後はできるだけ早く使用し、都度の保管条件にも注意してください。

まとめ:保管時に確認すべきポイント

  • まず分析証明書を確認:保管条件・超音波処理の要否はアンプルラベルにも記載
  • 低温保管時:開封前に室温へ戻し、転倒混和してから開封
  • 高温への短期暴露:7日未満なら長期安定性への影響は通常なし(未開封時)
  • 開封後:品質は保証されないため、取り扱い・保管状況に注意

よくある質問

Q. 指定温度より低い温度で保管しても大丈夫ですか?

分析証明書に特別な指示がない限り問題ありません。ただし開封前にはアンプルを室温まで戻し、数回転倒混和してから開けてください。分析対象成分がヘッドスペースに残るのを防ぐためです。

Q. 指定温度より高い場所に一時的に置いてしまった場合、標準溶液は使えなくなりますか?

7日未満の短期間であれば、指定温度より高い保管温度にさらされても、未開封の標準溶液の長期安定性に影響することは通常ありません。

Q. 開封後の標準溶液はどのくらい保管できますか?

開封後は取り扱いや保管状況によって品質が左右されるため、明確な保証期間はありません。開封後はできるだけ早く使用してください。

著者

Restek Corporation

著者 / 執筆者

GNAV3610-JA